1. 金仏壇

金仏壇

金仏壇は、白木を素地に漆やカシューなどで仕上げ、金箔や金粉で装飾を施した仏壇のこと。「塗り仏壇」とも呼ばれています。

金仏壇とは

金仏壇は、各宗派の本山寺院の姿を模しており、宗派によって内部のかたちに違いがあります。伝統的に金仏壇は浄土真宗で用いられることが多かったのですが、これは必ずしも決まっていることではないので、他宗で金仏壇を選んでも構いません。

金仏壇は、蒔絵・彫刻・錺金具など、日本古来の伝統工芸が集約されています。経済産業大臣指定の伝統工芸品となっている産地も数多くあります。

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代表的な金仏壇

金仏壇は、江戸時代からの歴史を持つ産地が全国各地にあり、経済産業大臣指定の伝統工芸品となっている産地や、都道府県知事指定の伝統工芸品となっている産地があります。
それぞれ地域によって彫刻や蒔絵、塗りなどの技法に違いがあります。経済産業大臣指定のとなっているのは以下の15の産地です。

また、近年ではコストの問題から海外で製造されることも多くなっており、中国やベトナムで多くの仏壇が製造されています。特に中国での製造が多く、上海は最大の産地となっています。

  • 名古屋仏壇
    (浄土真宗大谷派)
    [東本願寺派]
  • 彦根仏壇
  • 川辺仏壇

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製造工程と工法

伝統的な金仏壇は、木地、塗り、蒔絵、金箔押し、彫刻、錺金具、彩色など、各工程が細分化されており、それぞれに専門の職人が存在します。

木地

ヒノキ・松・ケヤキ・合板・ボードなどが複合的に使用し、木地を造って仮組みをします。
木地を制作する職人を「木地師」といいます。

塗り

伝統的に漆が使われてきましたが、現在ではカシューや化学塗料も使われます。

下地

木地の上に下地と呼ばれる塗装層を作ります。下地の良し悪しは仕上がりに大きな影響を与えます。特に重要な工程のひとつです。

金箔・金粉

金箔は最も純度の高い「五毛色」から純度の低い「四号色」までがよく使われます。 金粉を使うこともあり、金粉を使用したものはより高価になります。

蒔絵

漆で文様を描き、金粉や銀粉を付着させた技法のことをいいます。
蒔絵には、伝統的に「磨き蒔絵」「高蒔絵」「平蒔絵」があります。現在はシルクスクリーン印刷の蒔絵やシールの蒔絵もあります。

彩色

仏壇に色をつけることをいいます。
彩色には濃い色を強調する極彩色と淡い色つけの淡彩色があります。

彫刻

欄間や障子の腰、柱飾りなど、仏壇には多くの彫刻が彫られます。
彫刻には一枚彫りと、細かい彫刻を付け足した付け彫りがあります。

錺金具

仏壇に取り付けられる金具のことをいいます。仏壇の補強とともに装飾の役割も果たしています。
伝統工法では鏨(たがね)を使って金属を加工する手打ちの技法を用いられますが、現在ではプレスやNC加工機などを使用するものもあります。

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金仏壇のサイズ表記

金仏壇の大きさは、「代(だい)」という単位で表されます。「代」とは、仏壇の内部に掛ける掛軸の大きさを表す単位で、掛軸を3幅掛けられるだけの内法があることを示しています。
(例えば、50代の金仏壇とは50代の掛軸が3枚掛けられるだけの内法があることを示します)
また、この際の掛軸は、浄土真宗の本山から取り寄せた掛軸を指します。
代には、50代・70代・100代・120代・150代・200代があり、浄土真宗各宗派、地域によって違いがありますが、50代で一尺六寸(48cm)です。

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