仏具の手入れ方法

しかし、仏具を日頃から正しい方法で丁寧に手入れをしておけば、末永くきれいに使うことができます。そこで、主な仏具の種類別に手入れの方法と注意点について紹介します。
仏具の手入れを始める前に
また、配置がわからなくなってしまう可能性があるので、仏具を外に出す前の状態を写真などで記録しておくと便利です。また、仏具は塩分に弱いので汗ばんだ手で触れることは控え、取り扱う際には軍手や手袋をしましょう。
仏具の掃除
香炉
まず、ピンセットや割り箸などを使って、大きめの燃え残りを丁寧に取り除きます。
灰が固くなりすぎたり、塊ができやすくなってきたと感じたら、仏具店で新しい灰を購入して香炉の灰を交換しましょう。古い灰は庭の木の根元などに捨てても問題ありません。マンションなどの集合住宅で庭がないという場合は枯れてしまったお花と同様に、燃えるゴミとして出します。
蝋燭立て
蝋燭立ての手入れでは、まず熱湯をかけて固まった蝋を取り除きます。先の尖ったもので無理に取り除こうとすると蝋燭立てを傷つけてしまうため控えましょう。蝋を取り除いた後はしっかり水気を拭き取り、じゅうぶん乾かしてから使用してください。
位牌
金属製の仏具
真鍮やアルミ製などの金属製品の仏具は、市販の金属用の研磨剤で磨いた後に、柔らかい布で拭き上げてきれいにすることができます。金メッキの仏飯器や茶湯器などは、メッキが取れてしまうため磨いてはいけません。乾いた布で軽く拭く程度にしましょう。
木製の仏具
どれくらいの頻度で掃除を行えばいい?
普段の掃除ですべての仏具の掃除を行うのは大変です。年末の大掃除や8月のお盆、春秋のお彼岸などのタイミングに合わせて掃除をするのがおすすめです。仏壇は湿気を嫌うので、梅雨時や雨の日の掃除はなるべく避け、天気のいい日に通気をよくして仏具の手入れをしましょう。
仏具を処分する場合
しかし、仏具も仏壇同様にご先祖から受け継いだ精神的な側面がございます。そのため、ゴミ出し処分することに抵抗を感じる人も少なくありません。
その場合は、仏壇同様にご供養やお焚き上げ処分サービスしている事業者に相談するのが良いでしょう。
「いい仏壇」でも仏壇仏具の処分サービスを行っております。もし検討されているようでしたら下記ページよりご相談ください。

まとめ
しかし、本格的な仏具ではそうはいきません。間違った手入れをして傷をつけないためにも、仏具の汚れが落ちないとお悩みの方や、手入れの方法がわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

