真言宗の仏具について

真言宗とは、弘法大師(空海)を開祖とする仏教の宗派です。真言密教とも言い、密教の修行の実践で誰でもがすぐに仏になることができる、「即身成仏」を教えの根幹としています。真言宗の本尊は大日如来ですが、同じ真言宗の中でも数多くの派に分かれており、脇侍など仏具の飾り方にはそれぞれの派によっても違いがあります。

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真言宗の仏具の選び方

真言宗の仏壇に飾る仏具には、本尊、脇侍のほか、位牌をはじめ、香炉やろうろく立て、花立てなどがあります。

本尊

真言宗の本尊は、大日如来です。大日如来は、宇宙を表す真理とされています。すべての生き物は、大日如来によって命を与えられているという解釈です。ほかの宗派で本尊とされるお釈迦様も、真言宗では大日如来の化身と考えられています。お釈迦様は大日如来の教えを人々に伝える存在とされ、真言宗の本尊は大日如来をお祀りしているのです。

脇侍

脇侍とは、「きょうじ・わきじ」と読み、本尊の脇に控えるもののことです。両脇には、菩薩や明王などが仕えます。一般的に脇侍は、絵像(仏像を絵に描いたもの・掛け軸)を、本尊のそばにお祀りするものです。

多くの派に分かれている真言宗では、それぞれの派によって脇侍の祀り方には違いが見られます。

高野山真言宗では、右側に弘法大師像を置き、左側に不動明王像を据えます。真言宗豊山派では、右側に光明曼荼羅、左に弘法大師像を配置します。さらに、真言宗智山派では、右に弘法大師、左に興教大師像を置く習わしです。

位牌

真言宗でもほかの宗派と同じく、故人の魂を入れる位牌を祀ります。四十九日までは白木の位牌が用いられ、そのあとは本位牌を納めます。

真言宗の本位牌には特別な決まりはありません。位牌にも従来の黒塗りの位牌のほか、天然石やクリスタルなどさまざまな素材やデザインのものもありますので、故人の人柄を表した物を選んでください。仏壇を置く部屋や、仏壇との相性を考えて選ぶとよいでしょう。

宗派にかかわらず基本的な祀り方で必要な仏具

本尊や先祖に手を合わせて敬うためには、仏壇を飾る仏具が必要です。

線香を焚く「香炉」、仏様の導きを受けられる「ろうそく立て」、花を供える「花立て」の3つは、三具足といい、お仏壇を飾る仏具の中でも基本とされているものです。また、ろうそく立てと花立てをそれぞれ左右1対(2つ)ずつそろえたものは五具足といいます。

仏壇へのお供えの基本的なもの、香・お花・灯燭(とうしょく)・浄水・飲食(おんじき)をあわせて五供(ごくう)といいます。

ご自宅での供養の仕方に合わせて、水やお茶を入れる茶陶器や、炊いたご飯を盛る仏飯器、おりんなど、必要な仏具をそろえると良いでしょう。

仏具を選ぶときの注意点

必要な仏具をそろえる際には、次にあげることに注意しましょう。

地域やお寺による違い

真言宗の仏具は、三具足または五具足とおりんの組み合わせが基本です。そのほかに、湯茶器や仏飯器、お供え物をのせる高坏などをそろえる場合もあります。同じ真言宗でも地域やお寺によってはそろえる仏具に違いが見られます。仏具を選ぶときは、親せきやお寺、仏具店などを尋ねて、情報を得ておきましょう。

本尊と脇侍の選び方

本尊の仏像を買い求める際は、仏像の大きさに注意をしましょう。仏像は台座に乗っていたり、光背(光明を表したもの)を背中につけていたります。仏像の高さのほかに、台座と光背のサイズも調べておきましょう。これで、仏壇の天井にぶつかったり、サイズが大きくて入らなかったりする事態を避けられます。

掛け軸は本尊よりも高くならないように

脇侍は、本尊よりも小さいサイズを選んでください。絵像(掛け軸)には、絵像とスタンドが一体になったタイプと、絵像の紐をスタンドに吊すタイプがあります。紐で吊す場合は、絵像の高さに加えて、スタンドの高さを考慮しておきましょう。本尊よりも高くならないサイズを選んでください。

位牌のサイズに要注意

また、コンパクトな仏壇が増える中、せっかく用意した位牌が仏壇の中に入らないといったこともあります。位牌を選ぶ際には、仏壇の中の広さ、特に高さを事前に測っておくことをおすすめします。まだ仏壇が手元にないという場合には、仏壇に合わせて位牌を選ぶのもひとつの方法です。

真言宗の仏壇の選び方

真言宗の仏壇には、細かい決まりはありません。よく選ばれているデザインには、木の風合いを生かした唐木仏壇や家具調のモダン仏壇などが挙げられます。サイズは、床に置くタイプと、キャビネットやサイドボードの上に置くタイプがあります。仏壇を置く部屋の雰囲気や、置く場所のサイズなどに合わせて選びましょう。

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金仏壇は真言宗では使わない?

真言宗では、金仏壇はあまり使われていません。その理由については、江戸時代に出されたキリスト教禁止令がきっかけという説もあります。当時仏教を信仰する証として、仏壇を家につくる必要がありました。急いで仏壇をつくらなくてはいけなかったため、きらびやかな金仏壇が用意できなかったというのです。

ちなみに、弘法大師とゆかりのある四国には唐木仏壇の産地があります。

まとめ

真言宗の仏具・仏壇について、選び方や選ぶときの注意点を紹介しました。真言宗の本尊や脇侍をはじめ仏具などは、同じ真言宗でもそれぞれの派や地域、お寺によって、そろえるべき物が違う場合があります。真言宗の仏具をお買い求めの際はお寺や仏壇仏具店、もしくは弊社までご相談ください。

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