「いい葬儀」では四十九日に間に合うように、正しい知識と選び方をご案内します。
初めてのご葬儀、四十九日を迎える準備――わからないことが多い中で「位牌」はとても大切な存在です。失敗しないために、選び方の基本や種類、価格の目安まで、丁寧にご説明します。
なぜ「位牌」が必要なのか?
本仮位牌から本位牌へ、四十九日で大切な切り替えがあります。葬儀で使された「白木の仮位牌」は、あくまで一時的なもの。四十九日の法要を機に、「本位牌」へと切り替えるのが一般的です。
そのため、四十九日の2週間前までに本位牌の準備をするのが安心です。
位牌の種類と特徴
あなたの想いや仏壇に合ったお位牌を選びましょう。位牌にはさまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、宗派や住まいのインテリア、ご先祖様のお位牌の大きさのバランスも考慮して選ぶことが大切です。
種類 ・特徴 ・おすすめシーン
【塗位牌 】漆と金箔で伝統的な装飾。黒と金の落ち着いたデザイン。 和室・伝統仏壇に。
【唐木位牌】黒檀・紫檀など高級木材使用。重厚感あり。 格調高い仏壇に。
【モダン位牌】木材・天然石・クリスタルなど。自由なデザイン。 洋間・ミニ仏壇にぴったり。
【蒔絵位牌】 桜・紅葉など華やかな絵柄を職人が手描き。 故人らしさを大切にしたい方に。
【繰出位牌】 代々の位牌をまとめられる便利なタイプ。 先祖代々のお位牌が多い方に。
文字彫刻について
お位牌には文字入れが必要になります。主に以下の文字を入れるのが一般的です。
■梵字:宗派ごとに決まったシンボル
■戒名/法名:故人の法名や俗名
■没年月日・享年:生まれ年から数えた年齢(行年)
※白木位牌の表裏を写真で共有いただけると、彫刻ミスを防げます。
サイズ・配置のポイント
ご本尊より高くならないサイズが基本です。お仏壇にお祀りする際、位牌は「ご本尊より一段下」「ご本尊より低く」が基本。段差のない場合は右側に配置しましょう。また、複数の位牌を祀る際は、古い順に右上から並べます。
価格帯と選び方の注意点
位牌の価格は数千円〜数十万円。見た目だけで決めずに、品質と価格のバランスで選びましょう。例えば・・・
■国産位牌(会津塗・輪島塗など)は美しさ・耐久性ともに高品質
■海外製位牌は価格が抑えられ、手頃な選択肢も多い
見た目が同じでも、素材・加工法によって価格差が出ます。安すぎるものは彫刻ミスや耐久性の不安もあるため、信頼できる仏壇店での購入をおすすめします。
宗派によってはお位牌を作らない場合があります
浄土真宗(本願寺派・大谷派)などでは、本位牌を使用しない宗派もあります。過去帳や法名軸を使うのが正式な場合もあるため、ご不安な方は事前に仏壇店へご相談ください。
まとめ。大切な人のために、失敗しないお位牌選びを
✔ 四十九日までに間に合うスケジュールで
✔ 故人やご家族に合ったデザイン・サイズを選び
✔ 信頼できるお店で安心の品質を
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