父の日参りの意味とお仏壇へのおすすめのお供え物とは

父の日参りの意味とお仏壇へのおすすめのお供え物とは

「父の日参り」とは、父の日に亡きお父様を偲び、日々の感謝の気持ちを伝えるために行う供養のことです。お父様がご存命の時には、父の日にネクタイや小物などをプレゼントしていた方も多いのではないでしょうか。では、他界されたお父様にはどのようなものをお供えすれば良いのでしょうか。ここでは、父の日参りにおすすめのお供え物についてご紹介します。

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亡きお父様を偲んでつくられた父の日

父の日は、6月の第3日曜日です。母の日と同様、父の日もアメリカが起源といわれています。
きっかけは、お母様が亡くなられた後、6人の子どもを男手ひとつで育てたお父様をたたえるために、末娘のソノラ・スマート・ドッドがお父様の没後に記念日をつくる運動をはじめたことでした。
そしてそのお父様の誕生日が6月だったため、6月の第3日曜日が父の日として制定されました。

お供え物の基本

仏教のお供え物は「花」「香(線香)」「灯明(ろうそく)」「飲食(食べ物)」「水」の5つ「五供(ごくう・ごく)」が基本とされています。父の日参りでは、「水」以外の4つのお供え物について、お父様が好きだったものを選ぶと、父の日らしい特別感が出ます。では、具体的にどのようなものにすればいいのか、ご紹介します。

父の日参りにおすすめの花

父の日参りの花

お父様が好きだった花を墓前や仏前にお供えするのが良いでしょう。しかし、「お父様が好きだった花がわからない」という方も多いのではないでしょうか。そんな時は、お父様が好きだった色の花を中心に選びましょう。

また、「母の日=カーネーション」のように、父の日にも贈る花があります。それはバラです。カラーも母の日同様に決まっており、お父様がご存命なら赤いバラ、亡くなられているなら白いバラをプレゼントします。しかし日本の場合、1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が「家族の尊敬や愛情」を表す黄色をイメージカラーとして広げたため、日本では黄色いバラを贈るのが一般的です。

ただし、生前お父様がバラがお好きで、しきたりが厳しくなければバラをお供えしても良いですが、バラは本来仏事全般に不向きとされている花です。そのため、しきたりなどを重んじるなら、ひまわりやガーベラなど、ほかの黄色い花を選ぶのが無難でしょう。また、他界されてからまだ日が経っていないようなら、華やかなものよりも白い花を基調としたものを選びましょう。

最近では新しい霊園を中心に、父の日参りをする方にひまわりを無料でプレゼントする献花サービスや、父の日参りをできない方のためにお墓にひまわりを献花してくれるサービスを行っている霊園があります。気になる方は、一度お父様の霊園情報をチェックしてみるのも良いでしょう。

 父の日参りにおすすめの線香

線香をあげるという行為には、「故人の食べ物」という意味や「仏様となった故人とつながる」という意味があります。
そのため、父の日参りには普段の線香よりも特別感のある、高級な白檀や香木のものをお供えするのもおすすめです
また近年、コーヒーや緑茶、紅茶、お酒の香りのする線香や人気のお菓子の香りがする線香など、さまざまな線香が販売されています。お父様が好きだったものがあれば、線香というかたちでお父様に気持ちを伝えましょう。

父の日参りにおすすめのろうそく

ろうそくはあの世とこの世をつなぐ架け橋の役目があります。そのため、仏教においては大切な仏具のひとつです。
このろうそくにも父の日参りにおすすめのものがあります。それは枝豆やラーメン、デザート、ビール、日本酒など、食べ物や飲み物をかたどったろうそくです。お父様が好きだったものをお供えすればきっと喜ぶはずです。
特におすすめなのが、お寿司をかたどったものです。仏教では殺生を禁じているため、肉類や魚介類といった食べ物は基本、お供えしません。また、常温では日持ちしないため、お供え物としても避けるべきものとされています。しかし、ろうそくならば日持ちするため、お父様の好物であれば、ぜひお供えしてみてはいかがでしょうか。

父の日参りにおすすめの食べ物

父の日のお供え物食べ物をお供えする際も、お父様が大好きだったお菓子や果物、飲み物を選ぶと良いでしょう。また、家族が作ったお菓子などもおすすめです。さらに、タバコやお酒が好きだったなら、一緒にお供えしても良いでしょう。

お供え物はお墓参りの場合、懐紙や半紙を持って行き、その上にお供え物を置いて、帰宅する時に持って帰るのが基本です。
仏壇にお供えする場合は、家のしきたりに従って、お菓子なら個包装から開けて皿にお供えするか、個包装のままお供えしましょう。
そして、お供え物には「ご先祖さまに食べていただく」という意味と「食べられることに感謝する」という意味があります。そのため、家族で分け合って食べきるのが良いとされています。ですので、お供えした後はお父様との思い出を語らいながら、家族で仲良くいただきましょう。

まとめ

アメリカが起源の父の日は、日本でも母の日同様に定着しつつある行事です。そして、最近では他界された後も父の日参りというかたちで、お父様への感謝の気持ちを届ける方が増えてきています。今回、父の日参りにおすすめのお供え物をご紹介してきましたが、お供え物ついての疑問やわからないことがある場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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