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京都府で神徒壇を取り扱いの評価の高い仏壇店は?
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神徒壇とは?
京都府で神徒壇を探すなら「いい仏壇」が便利です。
「いい仏壇」では、京都府で神徒壇を取り扱う店舗を1件ご紹介しております。
神徒壇を取り扱う店舗の口コミ評価や、各店舗で使えるクーポンもございます。
別名「祖霊舎」とも呼ばれる神徒壇は、仏教で言うところの仏壇にあたるものです。
神道では、「一人の人間は亡くなると“肉体を司る神”と“心を司る神”の2つの神様になる」との教えがあります。このうち心を司る神様は、子孫を見守る祖霊(それい)として家に残るため、その神様を祀るのが祖霊舎、つまり神徒壇ということになります。つまり、仏壇が仏像を祀るためにあるのに対して、神徒壇は祖先の霊を祀るものという意味で、そこに大きな違いがあるのです。
一般的な神棚を想像するとおわかりいただけると思いますが、神徒壇も同様に、木目の美しい白木造りで作られています。その素材はヒノキやケヤキ、ヒバなどが主で、神聖さを感じられる清廉な見た目が特徴的です。
ただし、昨今では白木造りだけでなくウォールナットなど木の温かみを感じられるような濃い色みの神徒壇も増えてきています。現代のライフスタイルに合わせたモダン仏壇が主流となりつつあるのと同様に、例えば現代風のリビングの雰囲気に合わせた神徒壇を選ぶ家庭も増えてきているようです。
神徒壇ではその中に個人や祖先の霊が宿る霊璽(れいじ)を祀るため、それなりの大きさにはなります。高さが40~50センチ、幅が30~50センチが一般的ではありますが、そのサイズ感はさまざまなので、ぜひ店頭でお確かめください。
京都府について
京都で作られているから、その名も京仏壇。今も昔も文化の発信地として隆盛を誇る京都ならではの、繊細な美しさが特徴的な仏壇ですが、実は家庭用としてではなく、ほとんどが寺院に納めるものとして作られています。
もともと京都は、仏教文化の都として栄え、今でも数多くの歴史的な寺院が残る場所として有名です(みなさんもご存知ですよね)。6世紀の後半、仏教の伝来とともに仏具も伝わったとされ、8世紀(奈良時代~平安時代)には製造が始まったとも。仏壇の製作が本格化したのは江戸時代と言われてはいますが、その長い時の流れ、人々の営みの中で仏壇・仏具への思いが育まれ、それが仏壇づくりに反映されていると言っても過言ではないでしょう。
京仏壇をつくるには約40もの職人が携わるそうです。それぞれ専門の技術をもった職人がつくるからこその精巧な京仏壇は、日本国内だけでなく世界でも高い評価を受けています。ちなみに、これら40もの種類の職人が存在しているには理由があります。
仏壇とひとことで言っても、宗派によってその形はさまざまです。京都ではさまざまな宗派の信仰があり、それらすべてのニーズに対応し、生産効率性を上げるために、工程を細かく分け、それぞれに専門の職人を配する必要があったのです。
このように多くの職人によって作られる京仏壇は、それぞれの職人が腕を磨き、良質な仏壇をつくり続けることによって、その価値を高めてきたのです。そんな京仏壇の素晴らしさ、ぜひお店で体感してみてください。