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DINKS(ディンクス)な夫婦の仏壇~核家族世代の仏壇~

近年、仏壇を持つ家が少なくなった理由のひとつに核家族化が進んだということがあげられます。
 地方から都市に出てきた人が、核家族を持つようになると、どうしても夫婦とその子供という家族構成になります。そのような家ではほとんどが仏壇を持つことはありません。
 身近に亡くなった人がいないから、あるいは実家に仏壇があるからといった理由で仏壇を持たないということのようですが、これはある意味当然なのかもしれません。
 けれども高度経済成長の中で急激に増えた核家族も、少しずつ高齢化が進んでいます。これからはそうした核家族でも、実家の親や、自分の伴侶を亡くすという人が増えてきます。というよりも、既にそうした人がかなりいるというのが現実でしょう。
 これからの仏壇を求めるのは、こうした核家族の家が多くなってくるであろうことは間違いありません。また、そうでなければいけないという面もあります。
 仏壇を必要だと感じるのは、だいたいが自分の親や伴侶をなくしたときです。最愛の人をなくした時になって初めて、仏壇の必要性が現実のものとなります。
 これからは子供も大きくなって、新しく家庭を持つようになっていくでしょう。そうした子供が実家に帰ったときに、父や母、あるいは祖父母の位牌が置いていないというのは、淋しくは感じないでしょうか。
 いま仏壇を持っていない人も、実家に帰れば、仏壇があったはずです。だから実家に帰ったときに、亡くなったおじいちゃんやおばあちゃん、父や母に会ったような気がしたはずなのです。
 だからこそ、子供たちのためにも、家に仏壇を置きたいものです。
 また自分の父や母、あるいは自分の伴侶が亡くなったならば、順番を考えると、次に仏壇にまつられるのは自分かもしれません。もしそうなったときに、子供に金銭的な負担をかけないためにも、早めに仏壇を買っておくという考え方もあります。
 仏壇を買うのは、葬儀や年忌といった時だけで、それ以外の時に買うのは縁起が悪いという人もいます。けれども本来は、縁起のいいことなのです。
 ちなみに仏壇を買ったときには、お坊さんに来てもらい開眼供養をやってもらいますが、そのときお坊さんに渡すお布施は、祝儀用の、のし袋にします。仏壇を買うということが縁起のいいことだからです。むしろ祝いごとといってもいいのです。




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