1. 名古屋仏壇

名古屋仏壇

名古屋仏壇の歴史

名古屋仏壇の始まりは、文献によると元禄八年(1695年)高木仁右衛門が仏壇専門店「ひろや」を創業したときからといわれていますが、その当時、既にかつて宮大工、寺大工職人であった人達が専門化してお仏壇を製造していたものと思われます。 その後、尾張藩による仏壇業者の保護などが今日の発展の基礎となっています。 現在では二百数十を数える事業所が存在し、多くの伝統工芸士によってお仏壇が作られています。

名古屋仏壇の特徴

名古屋仏壇には各宗派にあったそれぞれの様式がありますが、名古屋仏壇ぜんの主な特徴は、台の部分が高く「まくり」を備えていること、空殿御坊造を代表とし、豪華な構造が特徴となっています。 台が高いのは木曽三川の水害から仏壇を守るための生活の知恵と思われます。 名古屋仏壇は、個々の持つ技術を集めて仕上げた職人たちによる伝統工芸の集大成です。 名古屋仏壇には、「八職」と称される職人たちが存在します。「八職」とは、仏壇造りに欠かせない八部門の専門職人たちを総じての呼称で、木地師、荘厳師、彫刻師、塗り師、蒔絵師、外金物師、内金物師、箔置き師の八部門がこれにあたります。これに加えて、天井師、呂色師、仕組師があり、これら全ての職人がいなければ一本の仏壇を仕上げる事ができません。

伝統的工芸品証紙と伝統技法証マーク

□伝統工芸品証紙
伝統的工芸品証紙が貼り付けしてある仏壇は、通産大臣が指定した伝統的工芸品仏壇です。 すべての職工程において名古屋の工部組合各職の伝統技法を使い名古屋で製造されたものでなければならず、厳しい検査を受けてそれに合格した仏壇だけあたえられた証紙です。それゆえに、名古屋仏壇で最も高級品とされています。

□伝統技法証マーク
伝統技法証マークが貼り付けしてある仏壇は、名古屋仏壇商工組合が発行して、加盟組合員がそれぞれ製造した品質の保証できる仏壇です。その証紙マークの中には組合員の責任者番号が明記してあり、技法・品質・工程を保証するために貼り付けしてある産地技術保証マークです。

証紙 伝統的工芸品証紙 伝統技法証明証紙
木地 ほぞ組みによる組み立て方式であること
基本構造材には桧材を使用すること
一部合板の使用も認める
ほぞ組みによる組み立て方式であること
合板は桧張り合板を使用すること
名古屋地域内で制作されたもの
塗り すべて精製本漆による手塗りとすること
木目出し塗りの場合は呂色仕上をすること
代用漆の使用も認めることとする
名古屋地域内で塗装されたもの
屋根 名古屋地域内で制作されたものを使用 海外製部品の使用も認めることとする
彫刻 名古屋地域内で制作されたものを使用 海外製部品の使用も認めることとする
表金具 手打金具を使用すること一部電鋳の使用も認める プレス金具の使用も認める
内金具 手打金具に防錆加工を施したものを使用
一部電鋳の使用も認める
防錆加工を施したプレス金具も認める
蒔絵 すべて手描き蒔絵とする すべて手描き蒔絵とする
箔置き すべて本金箔の手置きとすること すべて本金箔の手置きとすること

◆資料・画像提供:名古屋仏壇商協同組合

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